漢方アロマオイルで緊張を緩和して双子を妊娠（K様）

初めてサロンに来店された時の症状

2017年1月　肩こりや首の痛みで初来店。

結婚を機に転職して仕事が忙しいと話されるK様（30歳）は、初回カウンセリング中も終始緊張した様子。仕事や日常生活での緊張状態が原因となって首が強張り、肩こり・首こりにつながっていました。

またヒアリングをしたところ妊娠も希望されているとのことでしたが、緊張により体全体がこわばり、気の流れも悪くなっていたため、不妊症とまではいかないまでも妊娠しづらい状況となっていました。

妊娠前の施術
（肩こり改善・妊活コース）

不妊症対策は夫婦共に問題がないか検査

まずは夫婦間で妊活への意識を共有し、双方に妊娠の問題がないか検査するため、ご主人様にも来て頂いて今後の治療方針などを相談させて頂きました。

K様から「不満もなく、本当に優しい人。」と聞いていたご主人様。相談の結果、K様には肩こりや首の痛みの改善と並行して、妊娠に向けた「妊活・不妊症コース」も受けて頂くことになりました。

検査を踏まえ、施術コースのご相談

K様の経絡測定を行った結果、ストレスにより肝臓がやや熱をもっている状態（肝鬱（かんうつ））が少し見られましたが、毎週「不妊症・妊活コース」を受けるほどの状態ではないとご説明をさせて頂きました。

しかし妊活や妊娠に向けて不安のあるK様から「毎週来たい」とのご要望を頂いたため、漢方アロマオイルを使った「頭痛・肩こりダブルコース」と「妊活・不妊症コース」を毎週交互に受けて頂くことにしました。

毎週お会いして妊娠・出産に向けての不安についてカウンセリングを行うことで、精神的にも落ち着いて頂けたようでした。

肝臓と呼吸を整える漢方アロマオイルで施術

肩こり・首こり用のかっさマッサージと並行して、ボディは漢方アロマオイルを調整しながら施術していきました。

K様はストレスで肝臓が熱をもっていてお腹が固くなっており、呼吸が少し浅くなっている状態でした。三焦アロマと肝アロマを使って臓器の働きを整え、血のかたまりを溶かしていくことを目標としました。

初めて来店して頂いてから約４ヵ月後の2017年5月半ば、K様ご夫婦から「妊娠しました」と嬉しいご報告を頂きました。その頃にはK様の首の痛みは改善されていました。

妊娠中の施術
（マタニティケア）

K様の場合は東洋医学では気滞（きたい）といって、自律神経のコントロールがうまくできず胃から下にうまく食べたものが流れないため、悪阻（つわり）が出やすい体質でした。

妊娠中のマタニティケアとして、漢方アロマオイルを使って呼吸器系を改善するよう施術を行いました。呼吸がうまく整い深く呼吸ができることで、リラックスし全身のバランスが整うだけではなく、胸が開き胃への負担を和らげることができます。

２週間に１度くらいの頻度をおすすめしましたが、K様のご希望もあり妊娠中も週に１度施術をさせていただくことにしました。

妊娠後の経過

6月

6月半ばにK様から「双子って言われたの」と報告がありました。

私は「凄い、良かったじゃない！」と喜びましたが、緊張しやすいK様は「どうしよう。ちゃんと産めるか」と心配が始まっていました。

7月

7月にはお医者様から「羊水が少ないから入院を」と言われたそうですが、K様から「入院は嫌です」と相談がありました。

羊水が少ないのは食べたものを消化吸収するエネルギーが足りないため、漢方アロマの種類を中焦アロマや脾臓アロマに変更し、胃のあたりに軽く塗りこんで消化吸収を促すようサポートをしました。また、家庭でもよく睡眠をとって頂くようお願いしました。

9月

9月頃には羊水も正常になり、すっかり安定して「双子だから仕事も辞めてノンビリします」と報告してくれました。

10月

10月半ば「双子の場合は病院の方針で、入院して帝王切開での出産と決まっている」とのことで入院が決まりました。

10月末の入院前の施術時に「本当にお世話になりました。」と嬉しい言葉を言っていただき感激しました。12月10日、無事に帝王切開で双子を出産したとご連絡を頂きました。

施術コースと料金目安